建築家 鈴木雅也さんの自邸の動画を撮らせていただきました。2階建ての母屋と平屋の離れで囲んだ中庭の緑を愛で、公園の桜を見下ろす家です。
↓ 敷地の手前に平屋建ての離れを長屋門のように配し、離れを設計事務所のワークスペースとして使用しています。奥に見えているのが母屋の玄関。板張りの離れに呼応するような右手のフェンスは鈴木さんとスタッフの手作りだとか。
↓ 離れから母屋のダイニングを見たところ。何の変哲もない住宅地ですが、ここだけ別世界のよう。とても暑い日でしたので開始時間を早めていただき、鈴木さんの鶴の一声で窓を全開にしての撮影でした。
↓ ダイニングから中庭越しに離れを見たところ。離れの窓越しに通りの様子も感じ取れます。離れで母屋のプライバシーを守りつつ、街から完全に遮断してしまないのがいいですね。
ダイニングの開口部は北向きなので、庭の緑や離れが順光で鮮やかに見えます。天井高は2,150mm。水平方向の視線の流れをつくり、庭へと向けています。
↓ ダイニングの障子を閉めると視覚的な静寂が訪れます。ダイニングの天井は2,150mm。水平方向の視線の流れをつくり、庭へと向けています。
↓ ダイニングから、間仕切り家具を挟んで向こう側のリビングを見たところ。敷地の傾斜なりに300mmスキップダウン。そのためリビングの天井高は2450mmに。
↓ 階段部分に配した厚みのある間仕切り家具。リビング側にはテレビが、ダイニング側にはエアコンが収納されています。テレビを見ないときはスクリーンをおろすとノイズレスに。
↓ リビングからは崖下の公園に生えている桜の大木がすぐ近くに眺められます。春にはデッキテラスからお花見を満喫。今回、花の時期の撮影も検討範囲でしたが、視聴者のニーズを考えて緑の時期にしました。特定の季節感が強く出過ぎないほうが、個人的にも飽きがこなくていいなと思っています。緑は、多くの人類に共通する癒やしのアイコンです。
鈴木さん、このたびはご協力ありがとうございました!
鈴木雅也建築設計事務所のHPもごらんください。
0コメント