動画公開:吉村順三+伊礼智 ビンテージマンションのリノベーション

YouTubeに新しい動画を公開しました。原設計吉村順三、リノベーション設計は伊礼智さんです。暑い暑い日に撮影したのですが、クーラー無しでとても快適でした。撮影時の爽快感が伝わるといいな〜 夏の名残を楽しむ感覚で、ぜひ最後まで御覧ください。

伊礼さん、住まい手のOさん、ありがとうございました! 

ここに座って風に吹かれながら景色をぼーっと眺めたら、とてもリフレッシュできそうです。(撮りながら癒やされてました) オーナーさんの建築愛あふれるお話をうかがうのも、愉快な時間。名建築が正しく生き生きとした状態で使い続けられるために、こういう方がいてくださることはありがたいことだな、と思いました。誰もがお訪ねできるわけではないと思うので、動画を撮らせていただき光栄でした。私自身は建築に詳しくないのですが、少しでも資料性のある動画になってくれていればいいなと思います。

ちなみに、オーナーのOさんは著名なコピーライターさんで、houzzさんの記事でコメントなど詳しく公開されています。

伊礼智さんのブログはこちらです。


基本、動画にはテロップを入れない方針なのですが、今回は吉村順三の原設計ということで、海外の方にも「ちょっと特別なビンテージマンションなんだぜ」と伝えるため、今回はテロップを入れることにしました。

日本語テロップは動画内に入れていますが、英語のテロップはYouTubeの字幕ボタンから見られるようにしています。自動翻訳だと意図が伝わりにくいところが出てくるので、まず日本語のテロップを「英語翻訳用」としてシンプルな言い回しに直します。それをDeepLで翻訳し内容をチェック。ズレている部分を修正するのに英語→日本語→英語……を何往復かします。英語の素養がないので苦労するところです(笑)

完成したテキストをYouTube Studioに手入力。もっといい方法があるかもしれませんが、このやりかたしかわからないので、手間がかかります。

動画を公開したらしたで、協力者さまへのご報告、各種SNS用に動画からキャプチャ画像を切り抜く作業、SNSやブログへの投稿……と、なんやかんや手間がかかります。動画を編集してアップするだけならたぶん丸2日あればできますが、諸々込みだとやはり3〜4日を費やすことに……。撮影に丸一日かかるので、合わせて4〜5日の作業量。

やっぱり、月2回の更新がやっとだなあ〜 というところです。


取り上げさせていただく建築家さんは若手から大御所までボーダーレスに、住まいにも言語化できるほどの線引きはないのですが、「チャンネルの雰囲気に合うかどうか」自分の感覚をフィルターにしています。わがまま勝手ができるのが、個人メディアの利点です。


お読みいただきありがとうございました。


住まい逍遥

住宅・ライフスタイルをメインフィールドとして活動するフリーライターの松川絵里が、憧れや共感、好奇心を掻き立てられるスタイリッシュな住宅を、取材・レポートします。動画で美しい空間やライフスタイルを疑似体験するルームツアー・チャンネル「Cozy Houses in JAPAN」を運営。 https://www.youtube.com/c/CozyHousesinJAPAN_housetours