動画公開：冬寒く夏蒸し暑い山形で開放的に暮らす高断熱住宅

みなさん、こんにちは。梅雨のじめじめ、蒸し暑さをうっとおしく感じるこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。わが家ではエアコンが次々に更新時期を迎え、住まいを維持するってお金がかかるんだなあ〜と再認識しております。

昨日、新しいルームツアー動画を公開しました。山形にある新築住宅。設計はButtondesign（ボタンデザイン）の菊田康平さん・村上譲さん。お庭にはまだ雪が残っている、そんな季節に撮影した動画なので季節外れ感が出てしまいましたが、涼んでいただければ幸いです（笑）。今は、お庭の緑が建物を覆うように繁っているのかなと想像しています。

このお宅は、漆喰を塗り回した高い吹抜けが特徴で、そこにはダウンライトも一切つけずスッキリと仕上げ、1階の窓からの光を2階まで柔らかく拡散させています。地域性に合わせた高断熱仕様のため、窓のサイズも数も計算されていて、ただただ明るいだけ、ただただ開放されているだけの家とは違います。

今の時代、住宅の温熱環境をしっかり考え、正しく施工することは、ランニングコスト（光熱費）を抑え、長生きリスクを健康的な住環境で軽減する面からも、必須だなあ、と感じます。

ただ、いくら高性能であっても、魔法瓶のように閉ざされて、窓の外になんの楽しみもなければ味気なく、過ごす時間の豊かさが薄いのではないでしょうか。結局休日ごとに外に出かけなければ満たされず、光熱費が減っても無駄遣いが発生してしまうようでは、マイホームを持つ意味がないですよね。ただそこで過ごしているだけで、気持ちが充実するような住まいが理想だと思っています。

Buttondesignさん、住まい手Mさま、お忙しい中素晴らしいお宅を撮影させていただきありがとうございました！

Buttondesignさんの設計事例は、以前にも2軒、公開してます。

村上さんのご自宅の動画はこちら↓

菊田さんのご自宅（マンションリノベーション）はこちら↓

とってもセンスの良いお二人なので、これからもご紹介していけたらなと思います。

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